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指の関節部分の疼痛治療例です

今回は指を曲げた時の痛みを訴えて来院した患者様の治療例です

手を握ると拇指(左はつけ根、右は第一関節)と人差し指~小指の第一関節部に

痛みがあり、その他には肘の内外側にも痛みがありました。

お仕事やスポーツで前腕から指をかなり使っているとの事をうかがい

検査すると、指を曲げる際に手の甲側につながる指の伸筋群の筋筋膜が

オーバーワークにより硬くなっているため、伸びづらくなっていました。

そのため、深く曲げれば曲げるほど、可動がわるくなり、関節に負担が掛かって

痛みが出ている状態でした。

Screen Shot 11-3-2017 4.35.24 PM

又この方は首肩の張りも感じていたので肩部分の僧帽筋をリリースしながら

指を握って頂くと痛みはかなり軽減しました。

これはスーパーフィシャルバックアームラインと言う筋膜ラインで

首⇒肩⇒腕の外側⇒指の伸筋

とつながっているため、首肩の筋膜が指の筋膜を引っぱっていて動きを悪くしていました。

SBAL2

治療は、首、肩(主に僧帽筋)~指の伸筋の筋膜をリリースし、動きにズレが出ていた左右親指

の関節を調整しました。

終了後は握っても痛みはほとんど感じなくなられ、ケアのやり方をお伝えした所

喜んでいただき私も嬉しく思いました。

この様に筋膜ラインに注目して検査すると原因は特定しやすく改善しやすいかと思います。

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