インナーマッスルとは体の奥にある筋肉（深層筋）の事で
主にどちらかというと体を安定させる作用を受け待っています。

この中で腰痛に関連して重要な筋肉の一つに腹横筋があります。
腹横筋は腹部の一番奥にある筋肉で、
7～12肋軟骨の内面、腰腱膜、腸骨稜内唇、鼡径靭帯の外側部から始まり
お腹の真ん中にある白線に停止します。

つまり腰からお腹全体を包んでいるようなものといえます。
そこからコルセットのように腰を安定させる働きが一般的ですが
腰の動きの面でも非常に重要となっています。

それは腰を動かす時に一番最初に動き出す筋肉であることです！
　
つまり腹横筋に問題があり動きが悪い状態だと、他の腰の筋肉
（主に脊柱起立筋）が強く働かなくてはいけなくなり、
結果そこに痛みが出てしまう状態となります。

当院のケースでも前屈時に腰痛を訴える方を検査したところ、腹横筋が硬く動きが悪かったため
リリースしたところ、痛みは楽になって頂きました。
又腹横筋の働かせるよう体操指導をしケアして頂いています。

この様に腰痛の原因は腰だけではなく、インナーマッスルにも着目すると改善して頂けるかと思います！

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