腰痛にもいろいろなタイプがありますが、

立ち上がりの時や、腰をそらせると痛むときや

長く立っていると痛む場合には大腰筋を治療すると効果があります。

大腰筋は胸椎12番、腰椎1～5番の横突起、椎体の全面からはじまり、

大腿骨のつけ根の内側にある小転子についている筋肉です。

つまり、背骨の前側から腿のつけ根の内側を結ぶ様についているため

この筋肉に硬結ができ筋膜も固くなると、

立位の状態では骨盤帯を前方に引っぱりそり腰となってしまいます。

そうすると腰側の筋肉が常に緊張してしまうため腰痛となってしまいます。

この場合は腰だけを治療してもあまり良くはなりません。

逆にお腹側からアプローチして大腰筋を治療すると

改善することが多いです！

このように大腰筋は腰痛には非常に関連が深い筋肉といえます。

又、大腰筋は長く車の運転をする方や、デスクワークが多い方も短縮して固くなることが多いですので

治療と共にストレッチでセルフケアをすると良いでしょう。

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