今回はトリガーポイントが原因となった下腿、臀部痛の治療例をお話します。
この方はお仕事中は立っている事が多く、時間がたつにつれ
右臀部から大腿後面、側面にかけてしびれる様な痛みが出てくると
いう症状でした。
くわしくお話を伺うと、朝起きがけにも症状は強いが、動き出すと少しらくになる。
また、お仕事中はほとんどその場から動かず立ったままで、
身体を右から左へひねる動きを続けているとの事でした。
検査すると、重心は右足外側にあり、腰椎は右側屈位で若干右回旋していました。
この事から主に臀部と下腿部(大腿の後ろと側面)に荷重がかかり、それを支えるために
殿筋、ハムストリング、大腿四頭筋が力を出し続けなければならず、
筋肉の中に痛みを発生させるトリガーポイントが出来ているのではと考えました。
治療は患部に荷重がかからないように姿勢の調整をし、
殿筋、ハムストリング、大腿四頭筋の筋膜リリース、
トリガーポイントリリースを行いました。
そうすると、大臀筋下部と大腿二頭筋長頭の重なり合う点の奥に
症状を引き起こしているリガーポイントが見つかり、そこを刺激するとつらい時と同じ痛みが再現され、
その部分がリリースされてくると痛みは無くなっていきました。
そして(ここからが大事なのですが)お仕事中患部に
荷重がかからない様な姿勢の指導とご自分で姿勢を調整する
筋膜リリースのストレッチを指導させて頂きました。
この症状はその後数回の治療で気にならない状態まで回復しました。
やはりしっかり原因をさぐってから治療すると改善につながっていきますね!
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